さあ、はじめましょう。
用意した写真を見ていきます。
①顔のカタチはどれ?
丸型・面長・卵型・四角型・ベース型
よくこの髪型はこの顔の人に合うと言って挙げられるカタチ5種。「なんとなーくコレかな」で大丈夫です。
例)星野源さん:「多分、卵型とベース型に近い気がする」
②髪型
長い or 短い/長い→おろしている or まとめている/クセ毛 or 直毛/前髪アリ or 前髪ナシ/分け目アリ or ナシ/髪色
だいたいこの項目で分けて描くと本人に近づきます。
例)星野源さん:短い/クセ毛/前髪アリ/分け目アリ/黒髪
③目のカタチ
タレ目 or ツリ目/ぱっちり目 or 細目
例)星野源さん:タレ目/笑うとなくなるタイプの細目ですね
④眉
下がり眉 or 上がり眉/太い or 細い
例)星野源さん:下がり眉/細
で、ざっくり編は目や眉などのパーツを忠実に描こうとする必要はありません。
顔の特徴を入れていくことで、その人っぽくしていきます。
⑤上記以外の顔の特徴
眼鏡/ほくろ/ヒゲ/シワなど
例)星野源さん:右頬に結構印象的なほくろをお持ちです。
ここまでの要素でだいたい星野源さんができあがるわけです。
が、「もうちょっとそれっぽさ」を出す方法として、その人の特徴の印象を別要素でプラスするという技を使います。星野源さんは歌手として有名なので使っている楽器としてギターを持たせました。
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顔で特徴が出にくい人ほど、別要素でプラスする
例えば、ざっくり編の手順①〜⑤で新垣結衣さんを描くとこうなります。
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「かわいいけど、誰だ?」となります。
パーツやバランスが整っていると特徴が出ず、その人っぽく見えないのです。コレが。
なので、別要素でプラスします。
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恋ダーンス♪をおどらせてみました。
こうすることで一気にその人の雰囲気が出てきました。
有名人の場合だけでなく、自分の周りの人の似顔絵を描くときでも、みんながその人に持っている印象をプラスするというのが一番「その人っぽさ」が出る方法です。
でもって、そのやり方は「顔を似せる」だけではないんですね。